2011-08-19 [diary]

 

昔からミヒャエル・エンデが好きで

「モモ」は愛読書でした。


ひょんなことから

エンデが童話作家や詩人という顔だけではなく

偉大な哲学者だったと知り

そしてシュタイナーの支持者であると知り

今また

エンデの本を読み返しています。

「モモ」と「エンデの遺言」の平行読みです。



この「エンデの遺言」に

ゲゼルの経済論(自由貨幣)というのが説明されていて

(このわたしがケイザイの本を読むなんて、じぶんでも信じられないくらいですが)

びっくりするくらいに、今までモヤモヤしていたおカネに対する疑問が

腑に落ちるような説明をしてくれているんです。


(金利とか、投資に疑問をもったひとには、興味ある概念だと思います)




そして連想されたことがひとつ。

地域通貨の取り組みをしている千葉県鴨川のコミュニティーのことでした。


食への興味から、わたしはブラウンズフィールドへ行き

有機的生活を体験しました。

たくさんのイベントの中で

旅人や音好きや、ものつくりびとに出会いました。

そこで草木染めKittaさんと出会い、ひとめぼれ。

ブラウンズフィールド卒業後、鴨川へ南下し

Kittaさんのところで何日か過ごさせていただきました。


ちょうどそのとき

「あわのわマーケット」という鴨川自然王国主催の地域イベントがあって

ライブや飲食ブースの出店などがありました。


鴨川は社会意識を持った活動家やアーティストが多く移住先に選び

新しいコミュニティーを作ろうとしている先進的な地域で、

地域通貨 安房マネーというものがあり、

そのマーケットでも地域通貨を使って売買がされていました。

それも、面白いのが

代替紙幣ではなく、通帳みたいなもの(バランスシート)を持って

お店の人と金銭のやりとりをし残高を書き込むというスタイルの地域通貨でした。



当時、わたしは食と健康くらいしか興味がなくて

地域通貨についてもまったく理解していなかったので

ちらりと横目で見ていたくらいでしたが、

実はやはりとてもとても先進的な取り組みであることが

今になってわかって、

もっと切り込んでいろいろと学んでおけばよかった・・・と残念な気持ちです。


(興味があるひと集まれ~♪)





今 興味があることは

これからの暮らしを考え 実行することです。


これからの社会の中で

これからの人生において

おカネをどういうものとして捉えていけばいいのか。

世界が幸せになるお金の使い方をするには、どんな買い物をしたらいいのか。



これは本当に重要なことだと思っています。





すべての買い物は

企業や生産者の活動への一票です。









あれれマジメな話になってしまった。





 

 
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